着物で快適に観光!痛くない草履の履き方とは


日本の伝統的な衣装である着物、着ると気分がとても高揚し所作も自然と美しくなるから不思議です。
現代では冠婚葬祭のタイミングで着用されることがほとんどで、普段から着用して過ごすのは限られた人のみになっていますが、その人気は根強く、特に観光で日本を訪れた外国の方たちが、一度来てみたいと着付け体験を希望するケースが年々増加しています。
そしてココ京都の観光地でもこの数年の間に外国人向けレンタル着物店が異常な数ほど出店しています。

しかしその多くが着物関係や京都人以外、それどころか中国人が中国人観光客を相手に経営している店も何店舗もあるくらいです。着せてしまえば後は知らない的なお店も多く、着物での注意点や所作のアドバイスなど皆無の場合も少なくないです。

そこで今回は草履で歩くポイントを紹介したいと思います。

□草履だとあるくのがツライ

着物を着る際の履物と言えば草履ですが、外国の方だけではなく、日本人にとっても普段なかなか履く機会のない方にとってはちょっとハードルが高い履物かもしれません。
しばらく履いて歩いていると、鼻緒が擦れて皮がむけてしまうことがあるからです。
おろしたての靴が足に馴染まず靴擦れを起こしてしまうように、草履の場合も鼻緒部分が硬いために擦れてしまうのです。

せっかく素敵な着物を着ているのに、足が痛くて歩くのがツライ、なんてことになったら気分も沈んで楽しめません。

□草履をはくときのポイント

草履による擦れを予防するために、履く前に鼻緒の中心部分=ちょうど親指と人差し指の間にあたる部分をもみほぐして柔らかくしておくと効果的です。
また、履く日程が前から決まっている場合には、その数日前から履きならしておくとより足に馴染んで痛くなりにくくなります。
犬の散歩をしたり、近所のスーパーに買い物に行く場合に、サンダル感覚で履いて出かけてみてください。

もし鼻緒の締め付けがきつく、歩かなくても履いているだけで痛い、という場合には購入したお店に頼んでゆるめてもらうこともできます。
自宅でもペンチで鼻緒の後ろ側を少し引っ張るとゆるみますのでやってみてください。

□履きにくさへの対策

また、どうしても心配な場合は鼻緒が擦れてしまう部分(親指と人差し指の間や指の側面、また甲の部分)にあらかじめ絆創膏を貼っておくと予防になります。
さらに、摩擦を起こりにくくするために足にベビーパウダーなどを付けておくのも効果的です。
基本的には足袋を履きますので、分厚い生地のものを履くとよりいいと思います。

□痛くない履き方

履き方としては、出来るだけ鼻緒が親指と人差し指の付け根にあたらないよう、浅く履くようにすると痛くなりません。
目安としては足の指の真ん中あたりに鼻緒が当たるくらいの間隔で、親指と人差し指で鼻緒を挟むようにして履きます。

普段履きの靴とは違い、浅く挟むように履くため、最初は慣れずに歩きにくいと感じるかもしれません。
着物で観光をする場合にも、歩いているうちにコツがつかめてきますので、徐々に快適に観光を楽しめるようになります。

 

着物で京都観光、チョットしたポイントを覚えておくだけで快適度がアップ!ご参考にどうぞ。